散剤(粉薬)とは、錠剤やカプセル剤に比べ吸収が早く、症状・年齢に合わせ分量の調節ができるなどのメリットがあります。この散剤(粉薬)の受託製造に対応しているメーカーは数多くあり、それぞれ特徴を持っています。こちらの記事では、散剤(粉薬)製造に対応している業者の選び方や基本的な依頼の流れ、実績が豊富なメーカーについて情報をまとめています。
ここでは、国内で散剤(粉薬)の受託製造依頼に対応が可能な業者を紹介しています。それぞれの業者の特徴についてまとめていますので、自社のニーズに合った業者を選定する際に参考にしてください。
1919年の創立から、研究開発型の新薬メーカーとして「特長あるくすりづくり」に取り組んできた日本新薬。「医薬品事業」と「機能食品事業」を展開しており、医薬品事業においては、薬をより早く患者のもとに届けるため、同社のみでの研究開発に加えて他社からも導入を行っています。さらに製品の価値を高めるPLCM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)やその取り組みにより、直近の10年間で平均年1つ以上新製品を発売しています。
| 分類 | 剤形 |
|---|---|
| 固形製剤 | 散剤、顆粒剤 錠剤(素錠、OD錠、フィルム錠) 硬カプセル剤 |
| 注射剤 | バイアル |
| 会社名 | 日本新薬株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14 |
| 電話番号 | 075-321-1111 |
| 公式HP | https://www.nippon-shinyaku.co.jp/ |
1946年創業の新薬メーカーとしての技術力を背景として、さまざまな医薬品の受託製造を手がけています。GMPに準拠した製造設備と厳格な品質管理体制のもとで医療品医薬品の受託製造に対応。錠剤や散剤、顆粒剤など、年間で40億錠以上の生産が可能な設備を備えていることに加え、特殊な固形製剤の受託製造にも対応が可能。さらに、少量生産設備も併設しています。
| 薬品カテゴリ | 製品例 |
|---|---|
| 高血圧症治療薬 | ナトリックス錠 |
| 消炎・鎮痛剤 | ジクロフェナクナトリウム坐剤 |
| 便秘治療薬 | 新レシカルボン坐剤 |
| 虚血性心疾患治療薬 | バスタレルF錠 |
| 整腸薬 | アペテート整腸薬NA |
| 会社名 | 京都薬品工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市中京区西ノ京月輪町38 |
| 電話番号 | 075-802-3371 |
| 公式HP | https://www.kyoto-pharm.co.jp/ |
GMOに適合した施設や設備、環境、管理一般用の医薬品や医薬部外品、化粧品、治験薬の製造に対応して受託生産しています。
| 分類 | 剤形 |
|---|---|
| 固形製剤 | 錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤 |
| 半固形製剤 | 軟膏剤、クリーム剤 |
| 溶液製剤 | 液剤、シロップ剤 |
| 分散製剤 | 乳剤、ローション |
| 会社名 | アルフレッサ ファーマ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区石町二丁目2番9号 |
| 電話番号 | 06-6941-0300(代) |
| 公式HP | https://www.alfresa-pharma.co.jp/ |
受託ビジネスを積極的に推進し、医療用医薬品や一般薬、ジェネリック医薬品、プライベートブランドなどに対応しています。例えば医療用医薬品においては、大手の医薬品メーカーより医療用医薬品の製造を受託しておりEU向けの生産にも対応。全世界を対象とした錠剤の生産に対応ができるように、本社工場・呉羽工場合算で年間50億錠の生産能力を持つ生産体制を構築しています。
| 剤形 | 製品例 |
|---|---|
| 錠剤 | 素錠、フィルムコーティング錠、糖衣錠、二層錠、有核錠 |
| 顆粒剤・散剤 | 漢方エキス製剤、栄養補助食品 |
| 液剤 | ドリンク剤(10mL~100mL) |
| その他 | 丸剤、カプセル剤、口腔内崩壊錠 |
| 会社名 | 株式会社広貫堂 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県富山市梅沢町2-9-1 |
| 電話番号 | 076-424-2271(代) |
| 公式HP | https://www.koukandou.co.jp/ |
製造後の医薬品は、国内外を問わず、必要とされる国や地域へとスムーズに提供できるのがビジネスの理想。CDMOのなかには海外に製造拠点を構え、FDAや三極対応などの認証を得ているところがあり、グローバル展開を考えているのであれば、製造後の支援ができるCDMOに依頼するとよいでしょう。
このサイトではそんなCDMOのなかから、製造したい医薬品の剤形別におすすめのCDMOをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
散剤とはいわゆる粉薬を指しており、昔から一般的に用いられている形状です。子ども向けの薬・大人向けの薬いずれにも用いられるものであり、幅広い薬に対応できることや、錠剤・カプセルと比較すると吸収が早い点などが特徴として挙げられます。
この散剤は、日本薬局方によると「経口投与される粉末状の製剤」とされています。顆粒剤や細粒剤と比較すると粒度が小さいことが特徴となっており、「18号(850μm)ふるいを全量通過し、30号(500μm)ふるいに残留するものは全量の5%以下のものを散剤と称することができる」とされています。
業者へ製造を依頼する場合、製造依頼から納品の一般的な流れは下記のように進められます。
散剤(粉薬)の製造に対応している業者の中から、自社のニーズに合ったパートナーを見つけるには、しっかりとした選定基準を持っておくことが大切です。下記のポイントに注意しながら、パートナー選びを行うことがおすすめです。
医薬品や健康食品の製造を依頼するにあたっては、安全性は重視すべき項目といえます。そのため、「GMP(適正製造規範)」認定を取得している工場かという点や、粉体特有の課題となるコンタミネーションを防ぐ施設や設備が整っているかといったように、品質管理の体制がどのようになっているかを確認します。
粉末製造を行う場合には、流動性を高める「流動層造粒」や、熱に弱い成分に適した「乾式造粒」といったように、さまざまな手法があります。自社が使用したい原料の特性に合った設備を保有しているかについて確認が必要となります。また1回あたりの製造ロットも、ニーズに合致しているかを確認しておいてください。
ただ単に製造するのみ、ではなく、成分に関するアドバイスや、薬機法や景品表示法に抵触しないパッケージ表現に関するサポートができる業者が理想的であるといえます。
錠剤・カプセルが主の化学合成医薬品や、注射剤・点滴剤が主のバイオ医薬品など、CDMOによって製造できる医薬品に違いがあります。ここではそれぞれのおすすめCDMOについて詳しくご紹介しています。ぜひ自社の開発工程に合った依頼先にお問い合わせください。

| 製造能力 |
|---|
| 錠剤:36億錠/年 細粒・顆粒剤:900t/年 ※ |

| 製造能力 |
|---|
| 公式サイトに記載なし |

| 製造能力 |
|---|
| チューブ:5,500万本 ボトル:2,000万本※ |